ご利用者様の声

カンナ訪問介護事業所 管理者 
山城英一
さん
サービス提供責任者・介護福祉士 
山城生子
さん

介護サービス事業所の事務作業の負担が軽減され、訪問ヘルパー間のコミュニケーションもスムーズになりました。

月末の介護保険請求作業の負担が一気に解消

「阪急阪神みなとわ」をどのように活用されていますか。

「阪急阪神みなとわ」を導入したのは約4年前のこと。決め手となったのは、事務処理や管理の手間が格段に軽減されるシステムだと、即座に感じたからです。導入前は訪問ヘルパーさんに月に数回、紙の介護記録を提出してもらっていたのですが、その時にまとめて事務処理をしなければならず、管理も面倒でした。とくに月末は介護保険請求システムに入力する作業が深夜にまで及び、本当に大変な思いをしていたのです。

ところが今は「阪急阪神みなとわ」の「記録をみる」機能で毎日ご利用者様の介護記録を確認できるようになり、月末に介護保険請求に関する作業に追われることもなくなりました。記載漏れやミスなどがあったとしても修正も簡単にできます。しかもご利用者様の情報はすべてクラウド上で保管できるので、要介護者様等(以下、ご利用者様)の介護記録の書類を綴ったファイルを収納しておくスペースもいらなくなり、事務所も広々と使えるようになりました。

時間や場所を選ばず、サービス実績記録を作成可能

訪問ヘルパーさんの反応はいかがですか?

「阪急阪神みなとわ」はヘルパーさんにもとても好評です。これまでご利用者様に対してどのようなサービスを提供したのかは、ご利用者様のご自宅に置いてある介護記録用紙にその場で記入してもらっていたのですが、一日の介護予定が立て込んでいる中、その場で書き込む時間を取るのは容易なことではありませんでした。その点、「阪急阪神みなとわ」の「記録をつける」「記録をみる」機能(介護記録機能)は、いつでもどこでも時間があるときに基本、ワンタッチで介護記録を作成できます。

さらにクラウドで共有できるので、前に訪問したヘルパーが行ったサービスを把握してからご利用者様のお宅に伺えるようになり、ケアがスムーズに行えるようになりました。事業所にとっても毎日介護記録を確認できるのは安心ですし、ヘルパーに対するハラスメントなどにも即座に対応できます。今後は「掲示板」なども有効に活用して、ご利用者様の日々の様子をよりタイムリーに、より詳細に全員で共有していきたいと思っています。

写真・動画機能を勉強会などに活用

他にはどのような機能を活用されていますか?

「阪急阪神みなとわ」は写真や動画も共有できるので、ご利用者様のケアに関する勉強会などを撮影し、その場に参加できなかった訪問ヘルパーさんに見てもらっています。またご利用者様の体調が悪いとき、いつもと様子が違うときなどにケアマネジャーさんや訪問看護師さんに、写真や動画を使ってより詳しく伝えられるのもありがたいですね。

ご家族とつながり、みんなでご利用者様をサポート

ご家族との連携はいかがですか?

「阪急阪神みなとわ」にぜひご加入していただきたいのがご家族です。離れてお住まいの方はもちろん、近所にお住まいの方でも感染症などの不安からなかなかコミュニケーションが取りづらい今、どんな介護をしているのか、今はどのような状態なのか、日々の様子をいつでも確認していただけるからです。「阪急阪神みなとわ」がさらに普及し、ご家族様に利便性をご理解いただければ、導入されるご家族はぐっと増えると思います。

ご利用者様のためだけでなく訪問ヘルパーが働きやすい環境づくりに

最後に、メッセージをお願いします。

「阪急阪神みなとわ」の話をすると同業者が「うらやましい」と口をそろえて言うほど、介護サービス事業所の事務作業が楽になり、高齢化した訪問ヘルパーの負担を軽減できる理想的なシステムです。初期導入費用もかかりませんし、保険請求システムのオプションなどと比べるととてもリーズナブルです。訪問ヘルパー間で情報共有用に活用していた無料SNSのようなセキュリティ上の不安もありません。今後、ケアマネジャーさんや訪問看護師さんなどとつながれるようになると、現在のように訪問ヘルパー担当者から連絡を受けた事業所がケアマネジャーさんに伝え、訪問看護師さん、お医者さんにつないでもらう必要もなくなります。ご利用者様に対するサービス向上のためにも、ぜひ「阪急阪神みなとわ」の輪が広がってほしいですね。

カンナ訪問介護事業所・管理者
山城 英一さん
サービス提供責任者・介護福祉士
山城 生子さん

訪問介護、居宅介護、重度訪問、同行援護、移動支援を行う介護事務所。現在はスタッフ4名、非常勤の訪問ヘルパー20名で運営。