ご利用者様の声

有限会社ケアラボ 代表取締役・主任介護支援専門員・介護福祉士 
藤井美知代
さん

サービス事業所との連絡業務に手間を取られず、要介護者様等に関わるスタッフ全員がタイムリーに情報を共有できるようになりました。

ご利用者様の情報を安心して共有できるセキュリティの高さ。

「阪急阪神みなとわ」を導入した理由は何ですか?

これまでもSNSなどを用いて連携を取っていたのですが、セキュリティ面の不安があり、要介護者様等(以下、ご利用者様)に関する大事な情報や核になる部分について書き込むことができませんでした。
その点、「阪急阪神みなとわ」はセキュリティがしっかりとしているので、ご利用者様の個人情報を漏洩の不安なく書き込むことができます。利用できるメンバーも限定されていますし、どのご利用者様に対しての連絡事項なのか、すぐに確認しなくてはならない要件なのかもトップページを開いた瞬間一目でわかります。またこちらからの発信を共有相手が見たことも確認できるので安心ですね。

連絡業務にかかる時間と負担が大幅に軽減。

ケアマネジャーの仕事の中で特に大変なのが、ご利用者様の生活をサポートする事業所との連絡業務です。電話やFAXを活用しているのですが、例えば6カ所のサービスを受けているご利用者様が入院されることになれば、6カ所すべてにその旨を伝えなくてはなりません。スムーズに連絡がついたとしても要する時間は1時間ぐらい。かけ直しが必要なら、もっと時間がかかります。

その点「阪急阪神みなとわ」の「掲示板」機能を活用すれば、ご利用者様に関わっているすべての事業所に一斉連絡できます。電話をかける手間もなく、タイムリーに情報を共有でき、行き違いや連絡漏れなどもなくなります。「阪急阪神みなとわ」で連絡業務の手間が省けることによって、ご利用者様と向き合う時間を増やせると期待しています。

画像を共有できることで連携がスムーズに。

他の事業者とどのように連携されていますか?

「阪急阪神みなとわ」は様々なサービス事業所がつながることで業務効率が向上するので、ヘルパーステーションや訪問看護など親しくしているサービス事業所に声をかけ、導入してもらいました。

先日、ご利用者様のお尻が赤くなっていることに気付いたヘルパーがその様子を写真に撮って共有してくれたのですが、実際に画像があることで言葉や文字だけでは理解しにくかったご利用者様の細かな変化も確認しやすく、医師に判断も仰ぐ際にも大変役立ちました。ヘルパーは、ケアマネジャーと連絡が取りたいときに電話がつながらない、電話だけではニュアンスが伝わりにくい、という問題が解決されることによって、日々の作業負担の軽減につながると思います。今後はさらに様々なサービス事業所に導入していただけるよう、「阪急阪神みなとわ」の有用性を伝えていきたいですね。

ケアマネジャーを介さず必要な情報を瞬時に共有。

「阪急阪神みなとわ」を活用するにあたって、特に重要な連携先は?

最も「阪急阪神みなとわ」を導入していただきたいのが医師です。ご利用者様の容体に変化があったときなどはヘルパーなどから連絡を受けたケアマネジャーが医師に報告するのですが、医師からしばしば「ご利用者様の容体についてもらえる情報が少ない」と言われていました。しかし「阪急阪神みなとわ」で医師とつながっていれば、ご利用者様の容体を直接見ているヘルパーからの情報を瞬時に共有できます。

通院が困難な要介護者様にわざわざ病院に行ってもらわなくても、医師に「阪急阪神みなとわ」で受診が必要なレベルか判断してもらえますし、場合によっては往診していただくこともできます。在宅生活を継続できるかどうか、ご利用者様の今後について医師の意見や判断は大変重要です。医師と「阪急阪神みなとわ」でつながれば、ご利用者様はもちろんケアマネジャーやヘルパー、訪問看護などご利用者様に関わるすべてのスタッフが大変心強いのではないでしょうか。

ご家族との相互理解を図るツールとして。

ご利用者様ご家族との連絡にも活用できますか?

ケアやサポートについて、ご利用者様の思いとご家族の思いが違うケースもあるので、「阪急阪神みなとわ」の掲示板機能などを活用し、ご家族から直接お話を伺う機会が増やすことができれば、と思います。またご家族からの書き込みがなかったとしても、私たちの日々のやりとりを読んでいただいていることは確認できるので、私たちのケアやサポートをご理解いただけていることがわかります。デジタル機器に慣れているご家族ならぜひ導入していただきたいと思います。

「阪急阪神みなとわ」はこれからの社会を見据えたシステム。

最後にメッセージをお願いします。

「阪急阪神みなとわ」は阪急阪神さんと日立製作所さんが作ったシステムなので安心感がありますし、セキュリティ面での不安もありません。ランニングコストも今までの作業が軽減されることを考えれば、むしろリーズナブルだと思います。

しかも「阪急阪神みなとわ」でご利用者様の情報を一括して保存しておけば、大きな災害などの不測の事態や緊急時も、事務所のキャビネットを開けてご利用者様の情報を取り出す必要もありません。今後、書類に印鑑がいらなくなれば※、この業界のペーパーレス化も一気に進み、「阪急阪神みなとわ」がこれまで以上に機能するはずです。ぜひ「阪急阪神みなとわ」で介護、医療、ご利用者様の家族をつなげ、ご利用者様の生活を今まで以上に手厚く支えていきたいですね。

※介護分野の書類への押印を原則不要とする厚生労働省の省令が公布・施行された(令和2年厚生労働省令第208号)

有限会社ケアラボ
代表取締役・主任介護支援専門員・介護福祉士
藤井 美知代さん

有限会社ケアラボ
2006年にケアマネジャー事業所として設立。現在は訪問介護、配食サービス、子ども食堂など様々なサービスを通して地域福祉に貢献。